生活困窮と依存症 研修のご案内

ご無沙汰しています。昨春、大阪市を退職し、昨年9月より依存症の回復支援施設「リカバリハウスいちご」に勤務しています。この度、地域の中にある回復施設として、生活困窮や生活保護の現場とどのように連携していけるのかをテーマに研修会を企画しました。

地域の相談・支援では依存症はとても多いのに専門治療につながらない、ということが少なくありません。わが国のアルコール依存症患者数が109万人と推計される一方で、専門治療を受けている患者数は4万人程度にすぎないという、トリートメントギャップの解消が重要なテーマとなっています。どうすれば、このトリートメントギャップを解消していけるのか、一緒に考えてみたいと思います。

 

6回「生活保護・生活困窮の現場と回復施設の連携」

~地域に隠れている、地域で困っている依存症、支援のための新たな連携を考える~

 

(1)日時: 2020年(令和2年)1月31日(金)1330分~1630

(2)会場: 大阪国際交流センター(大阪市天王寺区上本町8丁目2−6)いちょう

(3)話題:奥井雅徳(平野区生活自立支援主任相談員)

      西村 崇(東住吉区生活困窮者主任相談支援員)

      谷口伊三美(元生活保護ケースワーカー、いちごスタッフ) 

参加ご希望の方は、06-4703-3884(リカバリハウスいちご女性ユニット)へ別紙申込みにてFAXをお送りください。

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2016年9月講座案内

生活保護ケースワーカー、生活困窮者自立支援相談員のための講座(ご案内)

 

「精神障害のある親と子の世帯への支援」


生活困窮世帯の多くは母子世帯ですが、親に精神障害のある家庭が少なくありません。ネグレクトや不登校、非行などのリスクが高く、支援をしていく上でのスキルや社会資源の不足を痛感することもしばしばです。今回の講座は「精神障害のある親と子の世帯への支援」に東大阪市で取り組んでこられた辻本直子さんを講師としてお招きしています。

講師 辻本直子さん(有限会社オラシオン)


講師プロフィール

関西学院大学社会学部卒業。医療法人東布施クリニックにてソーシャルワーカーとして勤務ののち平成13年より有限会社オラシオンにて、アルコール関連問題や精神科疾患のある人のための支援インフラ開発を目指し活動している。現在は精神科訪問看護ステーションと相談支援事業所を運営。精神障害のある親の子育て支援を考える会(カンガルーの会)事務局。日本精神保健福祉士協会認定スーパーバイザー。主な論文「子育て中で精神障害のある人への支援に関する研究」日本訪問看護振興財団 平成19年度研究助成事業。

日時  2016924日(土) 午後1時より4時半

場所  大阪市内会議室

参加費 資料代500

運営代表 谷口伊三美(東淀川区生活支援担当)

申込み・お問合せ cw_toiawase@yahoo.co.jp

※当日は終了後に懇親会を予定しています。

 当日申込み可

費用 4千円くらい

生活保護ケースワーカーなど生活保護関連の職場で援助にあたっておられる皆さん、また昨春より始まった生活困窮者自立支援制度の相談員として活動されている皆さん、人員不足など職場の状況は深刻ではありますが、経験を交流し合い、よりよい支援を作り出していくために講座を開いています。どなたでも参加できます。皆様の参加をお待ちしています。

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2015年12月の講座

テーマ「精神科医から見たひきこもり支援」

講師  細澤 仁さん (フェルマータ・メンタルクリニック院長)

講師は北大阪若者サポートステーションを併設する精神科クリニックの院長。

無修業/無就労のニート状態・ひきこもりの孤立状態の若者やその家族の援助について豊富な経験をもとにお話していただきます。いかに援助に結び付けていくか、また対象者の回復過程など、参考になることがたくさんあると思います。

【講師の主な著書】

 『解離性障害の治療技法』(みすず書房、2008年)

『心的外傷の治療技法』(みすず書房、2010年)

 『実践入門 解離の心理療法』(岩崎学術出版社、2012年)

 『実践入門 思春期の心理療法』(岩崎学術出版社、2013年)

 

日時  2015125日(土) 午後1時より4時半

場所  大阪弁護士会館 1205号室

参加費 資料代500

申込み・お問合せ cw_toiawase@yahoo.co.jp

 

※当日は終了後に忘年会を予定しています。

費用 4千円くらい

参加希望者は121日までにお申し込みください。

定員を超えている場合、お断りすることがありますので、早めにお願いします。

所属、氏名、連絡先を明記して下記へ

cw_toiawase@yahoo.co.jp

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2015年10月の講座

生活保護ケースワーカーなど生活保護関連の職場で援助にあたっておられる皆さん、また今春より始まった生活困窮者自立支援制度の相談員として活動されている皆さん、10月の講座を開きます。

今回の講師は、読売新聞の原記者。長年、貧困問題や医療、社会保障制度などを取材されてきました。メディアの立場から、貧困問題の現状、生活困窮者への支援の在り方、生保ワーカーや生活困窮者支援の相談員に期待すること等を話していただきます。

 

第一部

テーマ「「生活に困った人たちを助けるために」

講師 原昌平(はら・しょうへい)さん

読売新聞大阪本社編集委員

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=95515

 

第二部

情報交換会

 

日時  20151024日(土) 午後1時より4時半

場所  大阪市内会議室 

参加費 資料代500

申込み・お問合せ cw_toiawase@yahoo.co.jp

 

お知らせ

 

125日(土) 午後1時より4時半

 

場所 お問合せ下さい

 

「若者の支援~精神科と地域の連携を通じて」(仮題)

 

細澤 仁さん (フェルマータ・メンタルクリニック院長)

 

【主な著書】

 

 『解離性障害の治療技法』(みすず書房、2008年)

 

『心的外傷の治療技法』(みすず書房、2010年)

 

 『実践入門 解離の心理療法』(岩崎学術出版社、2012年)

 

 『実践入門 思春期の心理療法』(岩崎学術出版社、2013年)

 

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2015年7月の講座

 

生活保護ケースワーカーなど生活保護関連の職場で援助にあたっておられる皆さん、また今春より始まった生活困窮者自立支援制度の相談員として活動されている皆さん、今年度第一回目の講座を開きます。
生活保護や生活困窮者の相談では、メンタルヘルスの問題を持つ相談者が少なくありません。ある区の生活困窮者自立支援窓口の統計では実に相談者の20%にメンタルヘルスの問題がありました。仕事、福祉制度や医療の利用、家族との関係、地域での孤立など多様な問題がからまりあって生活のしづらさを生み出しています。このようなケースに、私たちは有効な支援を提供できているのでしょうか?
今回の講座では、高槻地域で、精神障がい者の暮らしをサポートされている
NPO法人フェルマータの理事である小林將元さんをお招きし、豊富な経験に基づいた報告をお願いしています。

http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/yorisoi/html/3_17.html

第一部

テーマ「メンタルヘルスの問題を持つ人たちへの援助」

講師 小林將元さん(NPO法人フェルマータ理事)

第二部

情報交換会

住宅扶助の引き下げなどの状況を交流します。

日時  2015年7月25日 午後1時より4時半

場所  お問い合わせ下さい

参加費 資料代500

申込み・お問合せ cw_toiawase@yahoo.co.jp
※新しく参加を希望される方はメールでお申し込みください。

 

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生活困窮者自立支援法、相談の手引き

生活困窮者自立支援法、相談実施の手引き

本講座の代表である谷口は、大阪市東淀川区で、平成26 1 月から生活困窮者自立相談支援モデル事業を担当していました。また同時に就労準備支援事業のモデル事業も行いました。これらのモデル事業の経験を通して得た知見や経験を整理し、平成27 4 月からの本格実施にあたって、事業をスムーズにスタートさせる参考になることを期待して「相談事例集」を作成しました。新しい制度のモデル事業であり、とまどいながら手探りで進めてきたものですので、私たちの実践がもちろん「理想形」だとは考えていません。しかし失敗や試行錯誤も含めて、参考にしていただければと思います。いよいよ新しく始まる制度が、地域で孤立する生活困窮者にとって役立つ制度として発展していくことを願っています。

大阪市東淀川区役所生活困窮者自立支援担当
谷口
 伊三美

東淀川区生活困窮者自立支援事業「相談事例集」

http://www.city.osaka.lg.jp/higashiyodogawa/cmsfiles/contents/0000272/272287/jirei2mini.pdf

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2015年3月の講座

中間的就労で就労支援はどう変わるのか?

ひきこもりなど就労経験、社会参加の経験が乏しい人たちの一般就労へのステップアップの手段として中間的就労が注目されています。生活困窮者自立支援法では法定事業と位置付けられ、今春4月より全国で実施されようとしています。中間的就労の実情や可能性、活用法を考えます。
 

講師
◆「生活困窮者自立支援法と中間的就労について」 

谷口伊三美さん(東淀川区生活困窮者自立支援担当)
 

◆「社会の中に生きていく場所~居場所と中間的就労」(仮題) 

槙邦彦さん(オシテルヤ)

2015年3月28日(土)午後1時より 

大阪弁護士会館 会議室

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2015年2月の講座

先月は講師都合でお休みでした。

今月は「精神医療」がテーマです。生活保護の利用者には、精神科にかかる人が少なくありません。また長期入院の方の多くは精神科での入院です。

今では昔よりかなり敷居が低くなった精神科ですが、かっては「大和川病院事件」など数多くの人権侵害が医療の名のもとに行われていました。

現在の精神医療には問題はないのか、精神科を利用する上での注意や精神障害者への支援のポイントなどを山本美雪さんから学びます。

テーマ「精神障がい者の支援」~差別の歴史を超えて

2015年2月28日(土)

※会場 お問い合わせください

講師 山本美雪さん

1953 生まれ。20代にうつ病と診断される。1992 より大阪精神医療人権センターの専従職員。2003年~04年、国の「精神病床等に関する検討会」委員。現在、大阪府障害者施策推進協議会、 大阪府精神科医療機関療養環境検討協議会、大阪市や堺市の精神保健福祉審議会等の委員。大阪精神障害者連絡会「ぼちぼちクラブ」代 表。著書『統合失調症を生きる』(NHK出版・共著2005年)など。

NPO大阪精神医療人権センター

精神科入通院体験者や家族、精神保健福祉士等で「安心してかかれる精神科」を目指して、権利擁護活動に取り組んでいる民間ボランティ ア団体です。具体的には、①精神科病棟に入院中の方との電話相談・面会活動、②精神科病棟への訪問活動、③人権センターニュースの発 行や講演会、シンポジウムの開催、④精神保 健福祉関係資料の集約と分析(ホームページに掲載)などの調査研究活動、⑤申し入れ書などの提出や大阪府精神科医療機関療養環境検討協議 会委員などの国・地方自治体への働きかけを29年間継続しています。

https://www.psy-jinken-osaka.org/

大阪精神障害者連絡会(ぼちぼちクラブ)

(1)わかちあい電話(火・木 午後25時)

  TEL06-6973-1287  ひとりぼっちをなくす

(2)偶数月に例会(市民誰でも参加できる)

   交流と学習をしています。

(3)ニュースの発行

   情報の共有をはかっていく

(4)行政や社会に提案していく

  このような取り組みを21年続けています。

http://ameblo.jp/daiseiren/

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2015年1月の講座

1月の講座はお休みです。
予定していた講師の方の都合が悪くなりました。
今後の予定はまたお知らせします。

養成講座運営委員会

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2014年11月の講座案内

就労支援のABC
      
~スキルアップ講座~

就労支援」とは何か、どのような支援が有効なのか、生活保護ケースワーカーに必要な視点とスキルを学びます。講師は同和地区などでの就職困難者の支援を続けてきた方です。また東淀川区において生活困窮者自立支援法の「就労準備事業」のモデル事業も担当されています。
「就労支援って、どうしたらいいの?」と悩んでいるケースワーカーのための講座です。

講師
ヒューマンワーク・アソシエーション
阪田静香さん


2014年11月22日 土曜日
午後1時から
会場 お問い合わせください
資料代 500円

申込み、問合せ  cw_toiawase@yahoo.co.jp

 

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